上田ケーブルビジョンとジャパンケーブルキャスト、
長野県青木村新設チャンネル向けデータ放送を開始

株式会社上田ケーブルビジョン（本社：長野県上田市、代表取締役社長：母袋 卓郎、以下「UCV」）およびジャパンケーブルキャスト株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役COO：大熊 茂隆、以下「JCC」）は、長野県青木村（所在：長野県小県郡青木村、村長：北村 政夫、以下「青木村」）に対し、青木村向けデータ放送の提供を、4月1日より開始しましたことをお知らせいたします。

青木村は、緊急時における村民への情報伝達手段等の高機能化を図るため、2024年度から「情報通信ネットワーク等高機能化促進事業（以下「本事業」）」を実施しています。（参考プレスリリース：長野県青木村、上田ケーブルビジョン、ジャパンケーブルキャスト、京セラみらいエンビジョンが「情報通信ネットワーク等高機能化促進事業」における事業協力協定を締結（https://www.cablecast.co.jp/news/20240328.html）今回、本事業の一環で、UCVが提供するコミュニティチャンネル「あおきチャンネル」内において、JCCが提供するコミュニティチャンネル向けデータ放送サービス『JC-data』を活用し、青木村向けデータ放送の提供を開始いたしました。
これにより、住民は村からのお知らせをはじめとする地域情報や、村内12地区別の天気、回覧板の他、緊急情報や河川水位情報、定点カメラ画像等の災害時に役立つ情報を、使い慣れたテレビで受け取ることができるようになり、住民の利便性向上を実現します。

また、データ放送は、IP告知端末『しらせあい^※1』、音声告知端末『あんしんライト^※2』、JCCが提供するスマートフォンアプリ『JC-Smart』とも連携が可能なため、一度の配信でより多くの住民に情報をお届けすることが可能です。本連携により、世代間の情報格差の解消を実現するとともに、有線と無線と両方の通信手段を併用した情報伝達手段の多重化につなげることができます。

今後は各端末を導入するとともに、Hybridcast^※3を活用し、テレビでの配信コンテンツを充実させることで、全住民へのきめ細やかな情報配信を目指します。

今後もUCVおよびJCCは、日常生活および災害時に役立つ地域情報を様々なメディアおよびツールを用いて提供していくことで、サービスの価値向上に努めてまいります。

※1 『しらせあい』は京セラみらいエンビジョンが製造、提供を行っている製品です。
（サービス詳細：https://www.kcme.jp/product/sirasei-bousai/）

※2 『あんしんライト』は販売元のTOPPANデジタル株式会社を通じて、JCCが青木村に提供を行っています。
（サービス詳細：https://solution.toppan.co.jp/toppan-digital/service/anshin.html）

※3 「Hybridcast」は、日本放送協会（NHK）の登録商標です。Hybridcast は、放送波の中にインターネット上のコンテンツの取得を指示する制御信号を組み込み、テレビ放送と、HTML5 で記述された Web コンテンツとの融合を可能にする次世代放送サービスです。スマートフォンやタブレット端末との連携も可能なテレビ放送サービスです。

以上